2012年4月2日月曜日

ワイルド・レンジ 最後の銃撃  ケビン・コスナー



また、西部劇を観てしまった。
3回続けて。
でも、この映画が一番良かった。
ロバート・デュバルとケビン・コスナーの味がよく出てる。
よき時代の西部劇って感じ。

Goo映画より
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あらすじ - ワイルド・レンジ/最後の銃撃

1882年、アメリカ西部のどこか。雄大な大自然の中で、牛を追う4人の男たちがいた。牧場を持たずに草原から草原へと自由気ままに移動しながら牛を育てる“オープン・レンジ”とも“フリー・グレイザー”とも呼ばれる牧畜を行っている男たち。「ボス」と呼ばれるリーダーのスピアマン(ロバート・デュヴァル)、その右腕で銃の名手のチャーリー(ケヴィン・コスナー)、太っちょで気の優しい料理人のモーズ(アブラハム・ベンルビ)、まだ子供のようなメキシコ人の少年バトン(ディエゴ・ルナ)の4人。風が吹けば風を避け、雨が降れば晴れるのを待つ彼らの生活は、自然のルールのみに従うまさに西部流。何者にも邪魔されない男だけの自由な世界だった。ある日、買い物に出かけたモーズが帰ってこないので、ボスとチャーリーは近くの町モーハン郡へ出かける。すると、モーズは商店で暴れたとして留置場に入れられていた。殴られたモーズの顔を見て、2人は保安官に真相を話すよう迫るが、逆に街の顔役である牧場主のバクスター(マイケル・ガンボン)から、町を出て行くよう強要される。もはや“フリー・グレイザー”の時代ではないというのだ。ボスたちは町外れの医院を訪れ、医者と美女スー(アネット・ベニング)にモーズを手当てしてもらった後、キャンプ地に戻り、モーズの回復を待つことにした。そんなある日、遠くから4人の白覆面をつけた男たちが、ボス一行を威嚇する。その夜、ボスとチャーリーは森の中でその男たちを痛めつけるが、キャンプ地に戻るとモーズは撃ち殺され、バトンは重傷を負っていた。バトンを幌馬車に乗せて例の医院に連れてゆき、スーの治療を受けた後、ボスとチャーリーはバクスターとの対決を決意する。町の人々は彼らに同情的だったが、バクスターの言いなりの保安官や手下のガンマンたちの恐怖支配に慣れてしまっていた。雨上がりの朝、襲ってきた保安官たちを逆に縛り上げたボスとチャーリーは、チャーリーに想いを寄せるスーを残し、バクスターに挑戦状を叩きつけた。町の人々が丘の上に避難する中、ボスとチャーリーは初めて互いに本名を名乗り合い、たったふたりで決斗の場へおもむくが……。
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この銃撃が結構凄い山場になってる。
チャーリーが南北戦争のときたくさん人を殺していて、そのノウハウがある。
人数の差があるんだけど、結局バクスターを倒して、勝つ。
その後、スーに不器用に求婚してハッピーエンドで終わる。

ケビンコスナーは、アメリカ的正義を描きたかったんだと思う。
町の人々は、スピアマンたちに同情的だけど、バクスターに暴力的に抑えつけられている。
最後の決闘で、町の人々も銃をとってバクスターの手下どもと戦う。

このストーリーでアメリカではヒットしたらしい。けれども、日本ではダメなんだろうな。
上のあらすじでも、そのことに触れられていない。
牧歌的な、情景描写と対照的な銃撃戦で進んでいくけど、テーマは正義。
その取り違いが、国の差になっているんだろうな。

ところで、この話を小説にしても、とても映像に及ばないだろう。
これは、映画という媒体だから、表現し得ることだ。
そんなことを、考えてしまった。


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