2012年3月28日水曜日

センターオブジアース


テレビの洋画劇場で観賞した。
ジューヌベルヌの「地底旅行」のリメイク。
リメイク?
どこが? アイスランドから入ってシチリアから出て来る以外は、原作の面影は影も形もないんじゃない?
3D映像の新機軸がどうのこうのらしいが……
ともかく、話としては一服の清涼剤以外には話すものがない。
だいたい、こういう話はご都合主義にならざるを得ないが、ご都合主義過ぎる。
アメリカ人はそんなに本番に強いのか。

あまり、SFを活劇にするな。
アクション映画を作るのに、SFはよい題材かもしれない。しかし、あまり原作の香りを壊してしまうのはどうか……

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2012年3月27日火曜日

ウルトラセブン シリーズ


このシリーズを観返している。
このシリーズは、よく観てみるとSFテイストに溢れている。
今の目で観てしまうと確かに特撮はダサイし、子供番組なので最後はヒーロー(ウルトラセブン)が登場して星人や怪獣を退治する。
こうしないと、視聴者が納得しないからな。
しかし、地球防衛軍の兵器体系(ウルトラホークやハイドランジャー、マグマライザー)など他のシリーズから頭一つ抜き出ている。
ストーリーが、SFだ。科学的考証をしっかりさせて
このストーリーで今の技術で作りなおすと面白いものができると思う。

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2012年3月23日金曜日

帰ってきたウルトラマン 第01話 「怪獣総進撃」

帰ってきたウルトラマン
 
帰ってきたウルトラマン。このシリーズは初めてだ。
 このシリーズが作られたとき、世の中は「第2次怪獣ブーム」の最中だった。
 私自身は小学校の高学年だったと思う。そろそろ怪獣にも飽きていたころだった。

 このシリーズの世界観は、怪獣が普通に生息している世界で怪獣対策用の防衛チーム(MAT)も既にある世界。
 怪獣ザザーンとタッコングが争いながら海から出現する。
タッコング対ザザーン
 
タッコングが勝利しそのまま街を襲撃する。
 MATは、怪獣を攻撃するが、効果は薄い。主人公の郷秀樹は、子供と犬を助けようとして死んでしまう。
 今の目で見てしまうからなのか、特撮が印象が薄くそれに続いてしまうドラマ部分がシリアスなだけに安っぽく感じてしまう。
 郷秀樹の勇敢な行動に感激したウルトラマンは死んだ郷秀樹と一体化して生き返らせる。
 かくして郷秀樹はウルトラマンに変身する能力を身につけてMATに入隊することになる。
 本多猪四朗監督だったはずなのだが。この人は群衆(モブ)を撮らせたらうまいんだけどね。
 と思っていたら、出てきましたモブシーンが。
 山の中から怪獣アーストロンが出現して、村人が避難するシーン。この人は東宝の特撮映画でもそうなんだけど、田舎の避難シーンばっかりだな。
 お約束の誰かが逃げ遅れて、それを危機一髪で助け出すシーンなんかもあるんだけど、どうもスペクタルが足りない。
 アーストロンはゴジラ似の怪獣だ。
 ウルトラQの『ゴメス』、ウルトラマンの『ベムラー』に続き、第一話にはゴジラ似が多いなぁ。
 ここで、郷秀樹はウルトラマンに変身しアーストロンと戦い、これを倒す。
 最後は、お約束のスペシューム光線だ。
 30分番組の中に3体も怪獣を出現させて、2体を潰してしまうなんて、サービス精神が大盛なんだけど詰め込みすぎって感じ。

アーストロン(ソフビ)
 

 突っ込みどころとしては、
 誰でも思っていると思うけど、スペシューム光線が有効ならなんで最初から出さないの?
 MATアロー(戦闘機)でロケット弾攻撃をするとき、『発射』って言ってからじゃないと発射できないのかな?
 隊員が身につけている光線銃が、MATアローのロケット弾攻撃よりも強力なのは何故?
 ってくらいかな。

 ともかく30分で、なんとかまとめたのは、子供番組としては及第点なのかもしれないな。


2012年3月21日水曜日

黒部の太陽

 石原プロダクションが、と言うよりも、故石原裕次郎が独立するときに苦労して造った映画である。
大作を作ろうというので勢い込んでいるのがよくわかる。  5社協定の枠に苦しめられ、それにともかく金が無かったそうである。それでもこれだけの映画を作ってしまうのだから凄い。
 そんな想いもあってかこの映画は、映画館の大スクリーンで見て欲しいのでテレビ放送はしないと言っていたのだが気が変わったのかもしれない。
 そんなわけでこの映画が観れる。  出演は、三船敏郎、石原裕次郎、辰巳柳太郎、高嶺峰子、滝沢修、樫山文枝、日色ともゑ。  その他オールスターキャスト。
  大作だ。  電力の安定供給を図る為、関西電力が黒部渓谷にダムを造ろうと計画する。
  そのためには、資材などを運ぶトンネルを掘らなければならない。
 黒部渓谷は日本列島のフォッサマグナ(大地溝帯)にあたっておりトンネルを掘るのに多大な困難が予想される。
 ストーリーは割愛するが、登場人物は皆、善人……とはいえないが、少なくとも全員、不屈の人である。
  大作に付き物の国威発揚的な匂いもどことなく漂う。
  でも、こういう映画は、基本的に好きだ。
  橋本忍先生の脚本も生きている。  この頃は、橋本先生も大丈夫だったんだろうな。
  難をいえば、トンネル技術に関する説明がほとんど無いこと。
  土木積算のアプリケーションを作成したことがあったのでわかったが、素人にはわからないだろう。
  関西電力や、熊谷組や間組などが全面協力しているようであるが、観客も動員を掛けたんだろうな。だから説明が無くてもわかるんだろう。
 小学校3年くらいのときオンタイムでこの映画を観た。  何か凄いなと思ったけど、当時は意味はよくわからなかった。
 確かに、見る価値はあると思うよ。

エンド オブ ザ ワールド

 『エンド・オブ・ザ・ワールド (On the Beach) は2000年にオーストラリアで制作されたテレビ映画。ネビル・シュートの『渚にて』の映画化。
にこにこ動画で鑑賞。映像が粗いが、鑑賞に耐えうる。
実は、 渚にて』は、前の映画も小説も読んでない。
 ので……
 軽々しく論評出来ないのであるが。個人的には非常に感動した。
 想像できるだろうか。核戦争後の世界を。静かに滅んでいく世界を。
 本当は、もっといろいろなパニックがあって、こんな静かな終わり方は出来ないのだろうけれども、あえてそれを抑えた演出で描く。
 核戦争の原因らしいことはテレビのレポートなどで表現されているが、完全には突き詰めてない。
 重要なことは、主人公の一人である、アメリカの原子力潜水艦の艦長は、核ミサイル発射の命令が来ても発射ボタンを押さなかった。ってこと。
 登場するすべての人間がエゴを持っていて、そのエゴを抑える心理が働くってこと。
 突っ込むべきところはたくさんある。
 北半球が滅亡しているのに、食糧問題が起こってないことや、最後まで交通機関が生きていることなどがあるけど、それらは瑣末(さまつ)なことだと思う。
 これは、人間のドラマだ。本当に想像できるだろうか。明日には放射能の風が吹いてきてメルボルンも滅亡してしまう。という恐怖を……
 にこにこ動画ではコメント(突っ込み)が入れられるようになっているけど、
 見当違いや、ドラマ進行のうざさを入れているものが多い。
 まったく、腹が立つ。面白くなければ見なければいいのだ。
 それに、堪え(こらえ)性がない。
 って、コメント外して観ればいいんだけどね。

 アメリカ海軍潜水艦の艦長、オーストラリア海軍の連絡将校の大尉。その建築家の妻。その姉の奔放な女性(モイラだったかな)
 モイラの元恋人のの著名なマイナス思考(現実直視型?)の博士。
 この4人が主役だろう。
 その、それぞれに葛藤があり、ドラマがある。
 読み取れただろうか?

 コメントを入れている奴が100%とは言わないが(遊び半分の奴が90%)、まともにドラマを鑑賞できる能力がある奴は何%くらいだろう。
 そっちの方面で、日本は滅びそうな気がしてくる。

ウルトラセブン 第4惑星の悪夢



ウルトラセブンが最後に出てくるけど、別にセブンが出てこなくても十分面白い。
今回は完全なハードSF仕立て。
ダンとソガが選ばれて、宇宙探査船『スコーピオン』号で外宇宙探査に出かける。
ほとんどが自動操縦で、パイロットはほとんど寝ていて良いということで2人は睡眠に入る。
『スコーピオン』号は予定のコースを外れて、着いたのは、地球にそっくりの第4惑星。
そこでは、ロボットが進化して人間は怠け者になり、ついにロボットに支配されるに及んだ。
人間は、ロボットから迫害され、居住区に押し込められて次々に処刑されていく。
そして、資源としての人間(そういう視点もあるんだって、考えさせられた)を求めるため、今度は地球に侵略部隊を発進させようとしている。
それを阻止する、ウルトラセブン。

って、話。
よく出来ている。
星占いに凝るソガ隊員や、天気を占う下駄シーンで明るく終わらせるエンディング。
 などなど。細かいところにも結構気が入っている。
 ずっと、この気概で作品を作れば良かったのに。やっぱ、子供相手の番組だったのでハードSFは基本的に無理なのか。
 でも、この回は良かった。
 他のウルトラシリーズとは一線を引いているところだろう。

 新鮮なのは、ウルトラセブンが巨大化して、建物を壊し始めるところかな。敵の基地を壊すんだから当たり前なんだけど、正義の味方のセブンが建物を壊したりするのは滅多にみられない。
 また、地球と同じ様な別の惑星の話という設定なので普通の風景がなんだか新鮮に映る。

 オンタイムで観たときは、つまらんと思っていたけど、こうやって見返してみると
 この回は、ウルトラセブンの中で、秀逸だと思う。

2012年3月20日火曜日

ウルトラQ 鳥をみた

ラリゲウスです。公証は45mの大鳥です。

 大鳥、ラルゲリウスが出てくる回。
 これは、メルヘンチックだった。やっぱ、このシリーズは記憶が曖昧だ。
 この回はメルヘンに徹している。
 孤独な少年と、小鳥(文鳥)に変身しているラルゲリウスが心を通わせるというメルヘン。
 話としてもよく作られている。
 特撮は、他の映画(ラドンなど)の流用で、留置所に入れられたラルゲリウスが巨大化するところくらいしかスペタクル場面はない。
 だけど、4次元世界を通って、ラルゲリウスが出現するなど、まったく科学考証無視なのが良い。
 海に落ちた文鳥姿のラルゲウスを少年が助ける場面なんか、無意味に感動してしまう。
 しかし、あの文鳥が溺れる場面って、本当に文鳥が溺れているように見えるんだけど……